旅行の流儀

旅が好きです。

 

と、今回はいきなり趣味の話題です。

その旅で、僕が大事にしている流儀は以下の3つ。

1 ちゃんと旅行中の計画を組む
2 現地の地理・地図を覚える
3 できるだけ自分の足で歩く

いたってシンプルです。

“旅先”から”親しみのある街”にできるか
短い滞在でも、土地勘を得て帰りたいです。

できるだけ地元の人の普通の暮らしに触れて、流行っているものを知って、
その地を離れた後でも、その街のニュースを聞いたときに、
すごく身近に感じられるイメージがいいですね。
次訪れるときは、住み慣れた街的に動けるようなのが理想です。

それに、

南米の都心部にはなんでこんなに同じようなスニーカー屋が多いんだろう、とか
この国の次の大統領候補って、報道と逆で市民に支持されてないじゃん、とか
ナイロビって危険報道ばかり聞くけど、思ったほどではなかったな、とか

やはり自分の五感で得るものは貴重です。

本屋がどれくらいあるかとか、交通機関で本を読んでいる人の数などを観察すると
その国の成熟度みたいなものまで垣間見えます。

オススメの旅先行動
私が気に入ってるのは、泊まった街で、地元の人にまじって早朝ランニングしてみること。

これは本当にオススメで、

– 日中と違う街の横顔が覗ける
– 人気スポットや世界遺産など、独り占め的にゆっくり鑑賞できる(建物は入れませんが)
– その街で暮らしてる気分にすぐなれる
– 「旅行で太った」を回避できる(笑)

などいいことがたくさんあります。
日程的、体力的にハードルが高いかもしれませんが、一度やってみて欲しいですね。

私の場合は、覚えた地図を確認するように走るので、より強く土地勘が身につきます。
早朝はみんな穏やかなので、ちょっと地元の人に声かけてもいろいろ優しく答えてくれたり。

オススメしない旅先行動
行く場所や日程をあまり計画せず、「次どうしよっかな」的に毎日調べながら旅行するのはオススメしません。やっぱりこれは。

今はいくらでも事前に調べられますので、せっかくの現地でgoogleにお世話になるのは最小限にしたいですよね。せっかくの旅ですから。

現地のホテルでいろいろ調べてると、虚しくなります。
Wifi有りといいつつ、めちゃくちゃ遅いホテルも新興国ほど多いです。
ホテルのフロントで聞くというのもできますが、レストランも食の好みは違うし、自分が行ったことないのに何年も同じ場所を勧めてたりと、決して満足のいく情報は得られません。

そういえばこの国に住んでた友達いたなって思い出しても、
即レスでいろいろ教えてくれるケースは少ないです。

自分も、一度は試してみようと思い、
休みの前に急に思い立ってある海外の国に行ってみましたが、
「行ったけど、なんかもったいなかったな」という感覚が残りました。

逆に満足度が高かったのは、
ちゃんと全体の計画をしつつも、時間にゆとりをもたせておいて
とりあえずで入れていた訪問先をその日の気分で変えたり
とアレンジしたケースです。

この場合は、少々のハプニングも純粋に楽しめますし、
あえて自分の作った計画を破ることで、
「現地を満喫した」感を楽しむことができます。

そんなわけで、私の旅の流儀でした。。